THE Imagine ⑧ 個性と才能のメカニズム 前編
今回から、星とじぶん育て編に入ります。
最初のテーマは、個性や才能をどうやって見つけ、伸ばしていくのかについて。
前編は《 才能 》とは何か、才能を育てる要素について学んでいきます。
才能とは?占星術でわかること
ここまで、12星座の性質や天体について学んできましたが、ズバリ、この星座には、こんな才能がある!という答えはなかったと思います。
占いでありがちな、"星座別の向いている職業” のような言及もありませんでした。
それは、才能は特別なものではなく、誰でも持っているものだからです。
てんびん座の才能のひとつは、フットワークが軽く人とのコミュニケーションが得意
これが、THE Imagineの才能の考え方です。
ザックリ言えば、12星座の性質そのものが才能、自分の個性が才能と言えるのです。
占星術では、個人各々の才能が眠っていそうなところに、アタリをつけることができます。
12星座の性質を読み解き、自分を丁寧に知っていくことで、《才能のタネ》を見つけることができるのです。
才能を育てる3つの要素
才能を育てるために必要なことは、選択と集中です。
花に例えると、タネだけでは、どんな花が咲くのかわかりません。花を咲かせるためには、土と水と光が必要ですね。
言いかえると、才能を育てるためには
土=環境、水=時間、光=自己信頼の3つの要素が必要です。
①環境を選択する
ラクな環境に自分をおく工夫、能力を発揮しやすい環境を探すことは甘えではありません。
異業種への転職で、道が開けることもあります。
②時間をかける
自分の好きな事、やりたい事、星座の性質から自然とやってしまうような事に集中的に時間をかけることです。
例えば、誰かの役に立ちたいと思っている人が、その方法をずっと考え続けるうちに
・人の感情がわかるようになり
・人を育てる知識を得て
・さらには、心理学を学び資格や能力を手に入れる
そのようなステップを踏むことで、才能が開花していくのです。
③自分を信じて応援する
チャレンジの途中で、少しくらい失敗しても、時間がかかっても、急がず・焦らず・否定しないこと。自己肯定、自己信頼はとても大事です。
あれこれと手を出すことは色々なところに水をやることと同じ。
本来のタネのあるところに水が少ないと、芽が伸びず、いつまでたっても横並びのままです。
その結果、伸びないことに苛立ち、自己否定するという悪循環に陥ります。
繰り返しますが
才能は特別なものではありません。自分本来が持っている性質です。
誰にでもできるようなことは才能ではないと切り捨ててしまうことは、タネを踏みつける、自分の可能性を閉ざしてしまうことになります。
自分の才能を認めて、集中して時間をつかうことで、タネは唯一無二の才能に変わります。
生涯かけて、長い年月でみて、大きな花木に育てていきましょう。
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8回目も前後編となりました。
後編は欠点について、他者との才能の違い、宿題です。
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。