THE Imagine ⑮ 星とビジネス 後編
星とビジネス・前編に引き続き、後編は『お勤めの方編』です。
会社員として、占星術の知識を活用し、どのように生かしていけばいいのかについて学んでいきます。
※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマごとに前後編に分けて内容の要約をお伝えします。
★一番大切な学びポイント★
今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。
会社員は集団の中で生きているので、他者とのコミュニケーションや折り合いの付け方を磨いていくこと。
自己理解に加えて、他者理解=自分と他者との違いを知ることが重要になってきます。
【お勤めの方編】
お悩み:社内コミュニケーションがうまくいかない
人間関係が選べない会社員の悩みで一番多いのが、コミュニケーションエラーです。
うまくいかない主な原因や人間関係における大事な考え方を星座の事例とともに見ていきましょう。
原因①自分にできることを相手にも求めてはダメ
『自分の普通は他者の普通ではない』これを理解すること
例1:水の星座の部下が仕事で困っている時、火の星座の上司は、部下の状態に気づかず、何もしない。部下は無視された、無責任な上司だ!と怒る。
<この人、困っている>と気づく段階が違うため、仕方ない。
水の性質は、人の感情を見抜いて気づく
火の性質は、言ってくれれば気づく
みんなの感情を拾って最適化することができるのは、水エレメントを持つ星座の才能であって、他の星座の人達にはできないとわかると、感情的にならずに済む。
例2:いくらでもやることがあるのに、何もしない部下に『言われなくても考えればわかる、ヤル気がないんだ』と判断するやぎ座の上司。
計画的に物事を考えタスクを探すことができるのは、やぎ座の性質。他者は、言われないと気づかないこともあると知ることで、誤解せずに済む。
例3:完璧主義の上司がモチベーションの低い部下に怒り爆発!
仕事を最高のものにしたい=やぎ座、おとめ座、さそり座は、最高が叶わなかったらヒステリーを起こす可能性が・・・。
仕事に対する考え方は、人それぞれ。
誰もが完璧、最高をめざしているわけではありません。相手を変えようとしても無理なこと。押し付けはパワハラになります。
完璧を目指すのは、自分が好きでやっている(自分の性質)と理解すること。
仕事は全部自分の責任だと思い込んだ方がうまくいくもの。相手の責任だと思った時にイライラするのです。
部下や相手をヤル気にさせることも含めて自分の仕事であり、その結果、自分が最高の仕事をするのだと理解しておくといいでしょう。
原因②会社では、ある程度【割り切ること】が大事
▶職場に月や金星を出さない
通常、職場でメインとして活動する人格は、太陽、火星、水星です。
でも、プライベートで満足感がない状態であると、月や金星の人格が登場し、無意識に仕事に影響を与えてしまうことがあります。
受容・愛・安心感を求める=自分を大事に扱ってほしい、 わかってほしい、認めてほしいなど、感情的な満足感を求めても、職場では見つかりません。
また、仕事とプライベートの切り替えが下手な人の場合、仕事のためだ思って遊ぶことが必要です。
やりたいこと好きな事をやって、自分を満たすことでパフォーマンスやコミュニケーション能力が上がってきます。
このように、職場でのコミュニケーションに問題があると感じている場合でも、原因が直接的でない場合もあります。
家族や友人、恋人との関係性や趣味などプライベートを見直し、満足できるようになると、自然と解決できることもあるのです。
▶問題を解決しようとしない
問題を解決することが、必ず仕事に良い影響を与えるとは限りません。 問題のある関係は、そのままにしておく。あえて解決しようとしないことも有効です。
みんなと仲良くしなくていい、嫌いな上司がいてもいい。
ただ、攻撃しようとしない、自分の正義を押し付けないこと。
自分の中で『お互い違うから、理解できず嫌いなんだ』『今はまだ好きになれない』とわかっておくこと。
嫌いな人のいいところを見つけようとしたり、無理に受け入れようとする必要はありません。自分なりの距離感を決めておくことも大切です。
平和的なコミュニケーションができる職場でありたいという理想は素晴らしいのですが、会社が求めている理想ではないかもしれません。
個人には個人の理想があるように、会社には会社の理想があり、求めているゴールは違うのです。
職場で自分の理想を押し進めていくと辛い結果になるでしょう。
まとめ☆最適なコミュニケーション能力とストレスマネージメント能力を身につけよう
会社員にとって、気の合う人達と仕事ができるか、良い職場環境であるかどうかは、全くの【運】。あみだくじで自分の着る服を選ぶようなものです。
ハズレるたびに、いちいち環境を変えていくのは大変なこと。周りの迷惑にもなりかねません。
だからこそ、何があっても幸せでいられる、環境に言い訳にしない折り合いのつけ方を学んでいくことが大切です。
自分の性質を知って、自分のできることにはプライドを持ち、それを相手には求めない。
そして、プライベート・喜び事は、きちんとプライベートで満たしていく。
そういうことができるようになると、仕事で体やメンタルを壊すことも減ってくるのではないかと思います。
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参考になりましたか?
私は、”職場に月や金星を出さない”というところが、ちょっと理解しにくかったのですが、印象的でした。
でも、過去、会社員で転職を繰り返した者として、環境を変えることも必要だと強く言いたい。
日本の中小零細には、未だ時代にそぐわない主従関係や給与体系が存在します。
そういう会社の方が、人間関係は良かったりするのですが、会社の求めるものはどこまでいっても変わりません。
会社員は、自分に課せられた仕事、給与、人間関係と肉体的、精神的バランスを保ちつつ日々戦っています。
割り切りでは済まない状況であると感じたら、壊れる前に環境を変えることです。それは、誰に何と思われようと、逃げであっても、アリだと思います。
あくまでも私個人の見解ですが(笑)
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。