THE Imagine ⑧ 個性と才能のメカニズム 後編
前編では、才能とその育て方の3つの要素ついて学びました。
後編は、性質の欠点がなぜ現れるのか、才能の表側だけを出していくにはどうすればいいのか、他者との才能の違いについてです。
才能の暴走とは
前編で、12星座の性質そのものが才能と書きましたが、性質にはオモテとウラがあると学びました。
どちらかというと、才能を発揮したいというよりも欠点を克服したい、という人も多いと思いますが、欠点に焦点をあてることは得策ではありません。
才能と欠点は表裏一体。
実は、才能は使いこなすまで欠点として私達の中にあるのです。
そして、ウラを消そうとするとオモテも消えてしまうことになります。
例:せっかちなところが欠点のおひつじ座
せっかちな欠点を克服しようと、じっくり考えて行動するようになると、本来の直感や行動力、リーダーシップが失われる=才能を抑えてしまう
性質の欠点が出てしまうことを、THE Imagineでは、才能の暴走といいます。
才能の暴走がおこる理由
才能の暴走は、自分の性質を知らず、生かしきれていないときに起こります。
才能(才能のタネ)とは、本来の自分の性質、自然とやってしまうような事や自分の好きな事でした。
このようなエネルギーは、絶えず発生していて、使うときだけ出せる都合のいいものではありません。自然に湧き上がる泉のようなものです。
湧き上がる泉の上にフタをすると、飛び散ったり、本来の流れと違う方向に溢れたりします。自分にも周りにも水がかかって迷惑ですね。
同じように、自分が思うように行動しない、自分が損をするだけなど、何かしら理由をつけて見て見ぬふりをする=フタをすると、才能のエネルギーが行き場を失います。
欲求不満の状態といってもいいでしょう。
自分の才能を抑えているとどうなるのでしょうか。蟹座の例で見ていきます。
例:人のために何かをしたいと思う蟹座
ただ愚痴を言いたいだけの人に対して、解決策にまで踏み込み一人奔走してしまう。
お節介が過ぎて、依存され振り回される。
その結果、疲れ果て、自己嫌悪や自己否定という状態に陥る。
このように、自分の中に才能のエネルギーを溜め込むと、ふとしたキッカケで、欲求不満を解消するべく溢れ出してしまいます。
その結果、お節介という欠点が現れる=才能の暴走がおこるのです。
才能の暴走をコントロールしよう
才能の暴走をさせないためには、日常生活や仕事の中で、才能を使っていくことです。
例:人のために何かをしたいと思う蟹座
顧客に何かしてあげられるような仕事、感謝してもらえるようなポジションに自分を置くことで、自分と顧客の心のやりとりから満足感を得られる
日々、自分の性質の欲求を満たしていくことで、性質に支配されず、暴走=欠点をコントロールすることができます。
才能のオモテだけを活かすには
ここまで、欠点の克服(性質のウラ)に焦点をあてるのではなく、才能(性質のオモテ)を使って満足感を得るとで、欠点がコントロールできることを学びました。
これは言い換えると、才能が使えるようになると、星座のオモテの性質だけを活かせるということですが、そのためには、もうひとつ意識しておくことがあります。
それは、才能のオモテとウラを選択する場面で、オモテを選ぶことです。
オモテとウラを選択するのはどんな場面かというと
先ほどの蟹座の例では、ただ愚痴を言いたいだけの人と話している場面です。
この場合のオモテの選択は、愚痴の聞き役に回るだけ。ここから先は、相手が言ってくるまで待とう、という対応です。
ウラを選んだ場合は、踏み込み過ぎてお節介という欠点が出ましたね。
才能のオモテを選ぶことで、見守ることもでき、必要とあれば誰かのために尽くすこともできるというバランスのとれた蟹座の性格ができあがってくるのです。
自分の才能のオモテ・ウラを知って、自分を満たしていると自動的に欠点がコントロールされるわけではなく、自分でオモテを選ぶことか大切です。
そうすることで、他者からは才能のオモテだけが出ているように見えます。
才能のオモテ・ウラの選択場面は、実生活の中でたくさんあると思います。
ほぼ無意識に、オモテを選べるようになるのが理想です。
自分の持っているすべての星座で、才能のオモテだけを選択し、活かしていくことができたら、すごく素敵ですよね。
才能の違いを知りスムーズな人間関係を
自分と他者は違う----これは当たり前のことですが、時に私たちは、自分のできることは、他者にもできると思ってしまいます。
自分と他者の才能の違いを知ることは、他者との関係にも役立てることができます。
一度決めたことは続ける、気が変わらないというのは、土のエレメント(星座)の才能であって、風エレメント(星座)の才能ではありません。
一方、人とのコミュニケーション能力は、風の星座の才能であって、土の星座の才能ではありません。
牡牛座は、すぐ気が変わる双子座を信じられないと思い
双子座は、口下手な牡牛座の対応が気に入らないと思う
両者のネガティブな思いは、互いの才能がない部分に、才能がある自分のルールを押しつけているから起こるのです。
もちろん、話し合いで解決することはありますが、自分と他者の違いがわかれば、他者に求めることが少なくなります。
そのうえで、互いの才能を尊重し、得意なところは任せるといったように、助け合う=才能をシェアすることで、良好な関係を築いていく事ができるのです。
メリットしかない!才能のタネを活用しよう
自分の才能に気づき、認め、伸ばしていくことには、メリットしかありません。
・人生に生きがいや充実感が生まれる
・自分を好きになれる
・他者にやさしくなれる
・社会で評価される
・無益な争いを避けた人間関係が築ける
自分がもつ天体星座全ての才能のタネを使いこなすと、より心が健康的になります。
でも、何かをやろうとしたとき、必ず出てくるのが
『それやって、どうなるの?』
『成功するの?』
という心の反論です。
早く才能をカタチにしたい、結果を出したいと思うことは当然ですが、いったん、心の反論は横に置いて、自分を信じて応援してあげることが大切です。
自分の星座がやりたがっているようにやってみる
自分自身を喜ばせてあげる、どうやったら喜ぶのだろうと考える・・
そうやって、どんどん時間を使っていくと、才能が育ち、非凡なものへと変わっていくのです。
好きなこと、やりたいことがわからない人は・・・
個人天体の星座の性質をみて、気になるところから試してみる、自分の好きなことに時間を使っていくことから始めましょう。
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今回の宿題は
自分の個人天体から一つ選び
・自分の星座が喜ぶこと(自分がしたい事)を書き出す
・その行動をしたときの心の反論を書き出す
これは、星座の性質を生かそうとしたとき、自分の内側からどんな批判の声がでるのかを自覚するというものです。
不安や批判などネガティブな感情は、自覚することで自然と抜けていくそうです。
自覚せずにおくと、いつまでもグルグル回って心の中に留まり、知らないうちに自分の行動を妨げる=才能のタネに光が当たらないようにしてしまう、との事でした。
▲▼今回は、モヤっとしました▲▼
モヤっとしたのは、才能に対する考え方、選択と集中について。
・ほぼ水星座の自分の性質と才能がつながらない
⇒どんな行動をしたらいいのか?性質と言われても興味がないものがある。
・膨大な時間を使って、集中し、考えつくす
⇒そもそも続かないのが悩み
特に、性質から才能にアタリをつけるには、かなりの想像力、発想の転換が必要な感じです。
本来は、ダダモレているはずなのにね~
今までの学びを振り返り、考えつくしたいと思います。
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。