THE Imagine2020 備忘録

星野ワタルさんのTHE Imagine受講生のつぶやき

THE Imagineで学んだ感想

星野ワタルさんによるオンライン講座THE Imagine。

4ヶ月間の本講座の受講を終えました。

 

THE Imagineは、占星術をツールに、自分を知り、他者を知る、対話的でクリエイティブな生き方を獲得するための学び。

 

講座の備忘録と題したこのブログに、内容をまとめながら受講した私の率直な感想を残しておきたいと思います。

 

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THE Imagine 自分には合わなかった

この4か月、ほぼ遅れることなく毎週動画を見て、ワークに取り組み、内容をブログにまとめてきました。

 

ブログにまとめることで、頭の中を整理し、より真剣に向き合うことができたと思っています。

 

そして、最終的に、私には合わないと思いました。

 

ただ、すべてを受け入れないわけではありません。

自分なりに理解できたところは受け入れて活用し、受け入れられないところはスルーする、ということです。

 

THE Imagineでの学び★OKとNG 

細かい講座の内容に賛否を書くとキリがないので、今後の自分に活かしていきたい事と自分には合わなかった事にわけて記したいと思います。

 

ここはOK!

占星術は自分との対話に活用していく

今後の私に占星術が活かせると思うところは、内側の自分との対話です。

 

その理由は、THE Imagine受講の目的のひとつである”自分を知ること”が、私自身のホロスコープによってある程度、達成できたからです。

 

星座の性質の全部が、自分に当てはまっていたわけではありませんが、今まで、なぜ?どうして?と思っていたことが、占星術という視点から見ると、『持って生まれた性質』だったと言われると、納得できました。

 

そして、自分のホロスコープからわかる星座たちを、自分の内側の個々の人格と捉えて、それぞれと対話しながら、チームとして自分ために働いてもらうという教え。

 

これは、物事の判断や方向性を決めるときに役立つものだと思うので、これからも活用していきます。

 

ここがNG①

占星術は基本的に他者には不要

講座で、あまり理解できなかった事のひとつに、他者との関係に占星術をどう使うのか?ということがあります。

 

私の結論は、他者の概念さえしっかり頭に叩き込んでおけば、他者に対して占星術は使わなくていいということ。

 

他者の概念とは、自分と他者は違うので、他者には、自分と同じ思考は通用しない。他者は、コントロールできないということです。

 

自分の思いを言葉で伝えることは大切ですが、他者がどのように受け取るかわかりませんし、言葉が苦手な人もいます。変に性質を読もうとすると、悩むだけです。

 

講座では、初回に『他者を知る第一歩は観察』、最後に『占星術は星座で他者を切り刻むために使うのではない』『占星術を置いて対話して』などと言っておられました。

 

でも、講座の2回目には、家族や大切な人のホロスコープを作りましたし、星とコミュニケーションという動画で他者と占星術の活用について触れ、Q&Aライブでは星野さんが受講者からの質問に回答しておられます。

 

このようなことから、全ての講座を終えて考えた時、占星術を他者に活用するとはどういうことかと、私は混乱しました。

 

動画で紹介されていた活用事例、Q&Aでの回答などで納得できる人は、その通りやってみてといいと思いますが、その結果、相手が予想と違う反応をしたら、結局、悩みますね。

 

”自分と他者は違う”という考え方は、切り捨てるときにも、尊重するときにも使えます。

 

相手が誰であっても、どんな立場の人であっても、自分にとって大切な人であるなら、違いを尊重することで、関係を築いていくしかないと思います。

 

自分が関わりたいと思う大切な他者に対しては、他者の概念を理解したうえで、相手を尊重し、思いやりをもって、誠心誠意の”自分”で接していくだけ。

 

そこに、占星術は必要ないと私は思います。

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ここがNG②

占星術における一定のルールや解釈はスルー

講座では重要視されていたことですが、『性質を活かす』とか『天体の意味』とか『メインの天体』などには、こだわらないようにしたいと思います。

 

理由は、ルールにこだわると、『〇〇しなくては』とか『これでいいのか?』とか『本来の意味はどっち?』などと、迷い悩むだけだから。

 

自分が決めたことが、『答え』であり『その時の正解』。

それが違っていると感じたら、また自分で方向性を変えればいいだけです。

 

何か新しいことを学ぶとき、正解を知りたい、この先にあるものを掴みたいという思いから、悩んでしまうのは仕方ないこと。

 

実際に、私も受講中は真剣に悩み、Q&Aライブで質問もしました。

 

でも、知識や考え方を自分の中で消化できないまま人に答えを求めると、次から次へと悩みの沼にハマりこんでしまう。 それは、本意ではなく、もったいないことです。

 

さらに言うと、必死に求めたその答えも、”ひとつの解釈”でしかない。

 

自分の人生を自分で決めていくことが、クリエイティブな生き方だとするなら、細かいルールや解釈で悩むことは無意味だと思います。

 

ここがNG③

▶THE Imagineは、私の『幸せ』とズレていた

THE Imagineでは、様々な”教え”があったのですが、根っこにあるのは【幸せな人生】だと思います。

 

こんなふうに生きたら幸せですよ、というひとつのパターンとして、THE Imagineの考え方がある。

 

それは最初、とても魅力的に思えたのですが、講座が進むにつれて、『自分の幸せ』とは少しズレていると感じるようになりました。

 

性質を活かせようが活かせまいが、夢や生きがいがあろうが無かろうが、生まれっぱなしで平凡でも、人との関わりがうまくても、そうでなくても

 

極端に言えば、それらはどうでもよく、どんな状況であっても『今の幸せを感じること』が、私の望む幸せだ、と改めて気づきました。

 

どんなことでも、やりたいことはやればいいし、私もそうします。その中で、魂の声といわれる”自分が本当にやりたいこと”を見つけられたら素晴らしいと思います。

 

でも、ゴールを獲得することが幸せではなく、獲得したした先に、幸せな人生があるのでもない。 

 

人生は困難だから面白くクリエイティブなものではなく、困難であろうがなかろうが、毎日楽しく過ごしても、幸せな人生は創れると思います。

 

今、自分にできることを精一杯やって、今の中にある幸せに気づき、感じ続けることで、心豊かに日々生きていく。私には、そういう『幸せ』の方がしっくりきました。

 

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▶最後のご挨拶

講師の星野さんについては、ご自身の仕事に対して大変厳しい方と感じました。成功しておられることもあり、カリスマ性も高く、ハッキリとした物言いで、印象に残る言葉選びをされます。

 

ただ、私としては、講座やライブの中での表現に引っかかるものがあったこと、私の質問の意図が伝わらなかったことなどから、残念ながら相性が良くないと感じました。

 

今後、学ぶことはありませんが、星野さんの実体験から教わった占星術の基礎知識は、財産として大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

 

また、THE Imagineの関係者の皆様、このような自分と向き合う時間を企画して下さり、ありがとうございました。おかげさまで、受講前に感じていた自分に対する不安を消すことができました。御礼を申し上げます。

 

 

※注意※本記事内容は、2020年12月募集THE Imagine初級講座受講者の個人的感想です。

 

THE Imagine ⑯ 星と人生の創り方 後編

前編では、創造的な人生にシフトするために必要な4つのポイントの4番目『対話的解決能力』の途中までの解説でした。

 

対話的な関わり方は、他者と自分の内側の両方で行っていくことが大切と学びましたね。そして、両方ともに共通していたのは、やりたいこと・ゴールを決めることでした。

 

つまり、前編は、ゴール=夢や目的がハッキリしている人の対話的解決についてお伝えしたところで終えています。

 

でも、まだ『自分のやりたいことがわからない人』もいますね。

 

そこで、後編は

・自分のやりたいことがまだ見つかっていない人にむけての取り組み方

・最後のワーク=自分の目的に向けて内側の人達を動かしていこう

についての解説となります。

 

早速はじめていきましょう。  

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4.対話的解決能力~第3の道の創造・前編の続き

▶自分の魂の望みを知るには 

自分の夢がない、本当にやりたいことがわからない・・・そんな場合はどのようにすればいいのでしょうか?

 

答えは、内側の人格ひとりひとりがやりたがっていることを、まずやらせてあげることです。

 

ホロスコープが示してくれるのは、私たちの心・思考(頭)・体のパターン、もしくは性格です。

 

自分の本当の願いを仮に『魂の声』と呼ぶとすると、魂の声は一番小さい。

 

なので、心、頭、体がやりたがっていること、内側の星座たちがやりたがっていることを先にやらせてあげないと、まわりがうるさすぎて聴くことができないのです。

 

内側の星座たちの要求がみたされると、その声はだんだんと小さくなっていきます。

 

様々な内側の声に対し「これは魂の願いなのか?」と疑ったりせず、とにかく一旦叶えてあげることが大切です。

 

願いを叶えることで「実はそんなにやりたくなかったことだな」と気づくこともあります。

 

このようにフェイクのような願いを叶えるのは、人生にとって無駄ではありません。

 

自分の本心に近づくには、とりあえず表面上、今の願いっぽい、こうしたい気がする・・というものも含めて100%真に受けて叶えていく。

 

その結果、もっと奥に本当の願いがあれば、玉ねぎの皮がベロンとむけて、自分の言いたいことが出てきます。

 

自己探求では、多くの場合

「これは自分に自信がないため、人の役に立とうとしている自分が勝手に作り出した願いではないか」とか

「本当の願いではないのではないか」などと

悩み・考えることに時間を使ってしまいます。

 

玉ねぎの皮をむきもせず、一足飛びに中心にたどりつくのは無理です。

 

内側の10人の願いを順番に叶えていってあげることで、だんだんと内側との信頼関係ができあがり、自分のために働いてくれるようになっていきます。

 

同時に、だんだんと声が小さくなって、魂の声が聞きやすくなり自分が本当にやりたいことがわかるようになります。

 

やりたいことには基本的になんでもOKを出して思いついたことをやってみてください。必ず変化があると思います。

 

占星術ホロスコープをもとに自分自身の要求を満たしていくと、自分の本当の声にウソがつけなくなってきます。

 

占星術を学んだばかりに、今までできていたことができなくなった、普通に会社にいけなくなった、というお話も聞くことがあります。

 

自分の魂の声にどんどん正直になった結果、自分が行きたい方向が、必ず見えるようになってくるのです。

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ワーク☆自分の願いにむけて内側の人達を動かしていこう 

最後のワークは、内側の7人の人格が自分の夢・願いのためにどんなふうに動いてくれるか書き出していくというものです。

 

資料を作りましたので、資料の『みんなで叶えたい願い』のところに、今、思いつく願いを書いてみてください。

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願いがいくつかある人は、願いごとに何枚かに分けて書いてください。

 

まだ願いがわからない人は

・自分が何をしたいかわかるようになりたい

・自分をもっと知りたい

など、今、目先に見えているゴールを見つけてあげてください。

 

資料の下の方には、自分の星座を書き、この星座たちが自分の願いのためにどんなお手伝いをしたいと言っているかを、内側に聴いたり、想像して書き込んでみてください。

 

もし、それも難しいようであれば、星座の意味を調べて、考えて書いてもいいです。

 

とにかく、自分の内側の7人がどんなふうに自分の夢を叶えてくれる可能性があるのか、どんなふうに使ってあげてたらいいのかを書き出していきましょう。

 

書き出された通りに動く事ができると、夢の実現は本当に早くなります。

 

このワークは、すごく大事なワークですので、ぜひ繰り返し行って下さい。

 

人間って、ついつい忘れて内側の人達に振り回されたり、葛藤に飲み込まれたりします。

 

そんな時は「ちょっとまてよ!葛藤することが目的ではなく、自分には人生の目的があるはずだ」と思い出して、そのためにお互いどんなふうに動いていくの?と自分の内側の星座たちを整理していって下さい。

 

まとめ☆占星術を活用し対話的でクリエイティブな人生を!

THE Imagine で行ってきたのは、皆さんの頭の中に占星術というジャンルの棚を作ることでした。

 

4か月間の講座で、棚はある程度できていますので、占星術にかかわる色々な方の本やブログなどを読んでも頭に入ってきやすいと思います。ぜひ多様な情報を楽しんで頂ければと思います。

 

そして、学ぶだけではなく、ぜひ活用していって下さい。

 

占星術を学ぶのは、語学学習でいうと辞書を読むようなもの。

活用するというのは、辞書を置いて、実際に心の底からの対話をすることです。

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辞書を置いてといったのは、占星術を置いてという意味です。

 

占星術はあくまでツール。

自分自身を知って、他者との違いを知って、自分にとっての正解を押し付けてはいけないと知る。そして世界をもっと広く見ていくための手段が占星術です。

 

占星術は、あの人は射手座だからこうだ、とか、おとめ座だからこうようね、などと相手を切り刻むために使うものではなく、相手を自分の思い通りに理解するために使うものでものでもありません。

 

思い込みを捨て、相手と自分との性質の違いを知って、自分自身や大切な人達と単なる言葉のやりとりではない、心の底からの対話を重ねる。

 

自分自身との関係でも他者を理解するということに関してでも「全然ダメだ、わからない」「わかり合えていない、伝わっていない」という状態に直面することもあるでしょう。

 

でも、人生長いのです。困難なことをやり遂げるからこそ面白いし、創造的です。

 

”自分と他者との対話的でクリエイティブな関わり方”

 

それを獲得して、皆さんだけの人生、皆さんと大切な人達だけの関係を丁寧に創り上げていって下さい。

 

このTHE Imagineでの学びが、皆さんの人生にとって、ほんの1ミリでも2ミリでもプラスになれば嬉しいなと心から願っています。

 

 *******

 

最後の挨拶は、星野ワタルさんの文言そのままです。

 

これで、THE Imagineの本講座は終了となります。

 

次回、4か月間の受講を終えた私の感想をまとめて、ブログの最終回としたいと思います。

 

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。

 

THE Imagine ⑯ 星と人生の創り方 前編

約4か月にわたって行われたThe Imagineもいよいよ最後のテーマとなりました。

 

【星と人生の創り方】と題して、学びのまとめを行っていきます。

 

The Imagineで考える人生とは、人に与えられるものではなく、自分で創り出すものです。

 

創造的な人生にシフトするために必要な4つのポイントを確認していきましょう。

 

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創造的な人生にシフトするための4つのポイント

1.思い込みからの自立

2.星の活用と育成

3.コントロール可能なことに集中する

4.対話解決能力~第3の道の創造

順番に解説していきます。 

 

1.思い込みからの自立

『思い込み』とは、子供の頃から大人になるまでにコピーしている親や社会の”こうであればいい、これはダメ”という常識です。

 

このいわゆる”当たり前の考え方”から、自分を引きはがしていくことが思い込みからの自立ということです。

 

今回の学びで、自分の星座の性質を知って、自己主張が強い、落ち着きがない・・などダメだと思っていたことが性質だと気づき、それでいいんだ・・というふうに驚いた方も多かったのではと思います。

 

こうあるべきだ、こうやって生きていかなければならないという、知らず知らずのうちに染み付いた私たちの中にある常識というものから引きはがすことを、占星術は助けてくれるのです。

 

この、思い込みからの自立・引きはがしをしない限り、私たちは親や社会の考え方を受け継いで与えられた人生を生きることになります。

 

親、お祖父さんやお祖母さんなど自分のルーツとなる人達の考え方を脈々と受け継いでその延長線上を生きるイメージですね。

 

もちろん、ご両親、お祖父さんやお祖母さんの尊敬できるところを引き継いでいくことに異論はありませんが、引き継ぐ、引き継がないを選べて初めて自分の人生です。

 

知らない間に望まないパターン、例えば、お金や感情のコントロールで苦労するなどの家系を自分の人生に引き継いでいることが多いのです。

 

生まれた時に受け継いだものを取捨選択することが大切です。

 

私はこの常識は選びません、この常識は受け継ぎましょう、というように取捨選択するために、まず占星術を使って、本来の自分のカタチを知る。

 

こんな人生許されていいの?これってすごく嫌な人みたいだけど大丈夫?みたいな発見を通して、自分のカタチを知り、思い込みを引きはがしていくこと。

 

これは、やればやるほど、自分自身の人生を創り上げていく素地が出来上がっていくことになります。

 

大人になるまでに身に着けた思い込みから自由になることで本当の人生が始まるのです。

2.星の活用と育成

占星術による星座や性質は、生まれた時に決まる、ある意味与えられたものです。でも、 使いこなすかどうかで個人差が出ます。

 

同じふたご座でも、性格が違う生き方が違うのは、同じタネを持っていても育て方によって、人生は様々だということなんです。

 

 魚類が哺乳類になることはできなくても、哺乳類というカテゴリーの中で様々な進化を遂げることができる。ふたご座の中で様々な進化を遂げることができるということ。

 

ふたご座=コミュニケーションの天才でなく、ふたご座の性質を使いこなした人がコミュニケーションの天才になれるのです。

 

与えられっぱなしの性質、そのままのふたご座というのは、ただ飽きっぽくて、落ち着きがなくて、おしゃべりな人です。

 

でも、そのふたご座というタネをどうやって伸ばしていくのかということを工夫して、そのふたご座の性質にたくさん時間をあげる。

 

種にたくさん水をあげた人達が、そのふたご座の才能を開花させていくことができるわけです。

 

もともと持っている自分の性質を否定せず、どんな平凡なものであろうと、まず自分の性質、自分の内側のやりたいことをやらせてあげる。

 

そこに時間とエネルギーを集中させることによって、平凡な才能が非凡な才能へと変えていくことができるということです。

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3.コントロール可能なことに集中する

やってもなかなか無理なこと、それはコントロール不可能なことにあたります。

 

コントロール不可能なことを具体的に言うと、

・人を変えようとすること

・愚痴や批判を言うこと

・自分を変えようとすること

・自分以外のものになろうとすること

・自分が持っていない性質を獲得しようとすること などです。

 

何も物事を解決しないような事柄に使っている時間を減らし、自分がコントロール可能なことに集中できる時間を増やすことで、人生は思い通りにハンドルが切れるようになっていきます。

 

コントロール可能なことに向き合う時間というのは

・自分との対話

・自分を理解することに使う時間のこと。

これは、やればやるほど成果が出ます。

 

自分を活かそうとする時間は、結果につながるという意味でコントロール可能な時間といえるのです。

 

逆に、自分と以外の反対の性質のものになろうとしても、なかなか芽は出にくい。

 

自分や相手を理解し、活かしていくこと、対話していくこと、話し合っていくことに時間を使いましょう。

  

私たちは不思議と、嫌いなもののために時間を使ってしまったりします。

 

嫌いなあの人のこと、うまくいかない状況、イライラする事のためにわざわざ時間を使って、わざわざ人に会って、話して、疲れてしまう。

 

他者を変えようとしたり、変わらない現実を嘆いたりすることにひたすら時間を使っている人は、人生の主人公として生きているとは言えませんね。

 

例えば

今の会社の状態が気に入らないと嘆くよりも、どうやったら良くなるのか、自分のできることを探す。

 

また、会社の愚痴を言う時間が嫌だ、そして、自分がどう努力してもこの会社は変わらないと思うのであれば、自分の理想の会社について考え、転職活動をする。

 

恋愛や夫婦関係においては、相手が自分の思う愛情を返してくれない、大事にしてくれない、相手のことがわからない、なんでこうしてくれないんだろうと考え、相手を変えることにエネルギーを注いでしまうと、関係性は悪化していきます。

 

それよりも、相手が、なぜそういう反応をするのか理解しようとする努力をする、相手を変えないままで自分がどうやったら満足できるのかと考えることに時間を使っていく方が、関係性は良くなっていくでしょう。

 

このようにコントロール可能なことに集中していくと、 自分の人生が自分の決断によって創られているという感覚が増えていき、愚痴や批判といったことに使っていた時間が減った結果、楽しくなってきます。

 

創造的な人生を創っていくためにはコントロール可能なことに集中することが大切ということです。

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4.対話的解決能力~第3の道の創造

▶対話的解決を行うポイントは、同じ方向を向くこと

人や社会と関わることで私たちは生きています。

その中で、自分のことを知って自分の星座を活かして、自分の意見がハッキリしていくと、自分の意見と他者の意見が違ってきてしまうことがあり得ます。

 

そんな時に、無条件に相手の意見や社会の意見に従うことや自分の意見を押し通し、相手や社会に苦労を強いることは創造的な人生といえるでしょうか。違いますね。

 

また、その結果として、孤独を引き受けたり、あの人は人の話を聞かないと思われてしまうことも創造的な人生とは言えません。

 

創造的な人生とは、対立するように見える2つの意見の中から、AでもなくBでもないCという、第3の道を探し出した先にある人生です。

 

ここで引用したいのが、サン・テグジュペリの言葉で

『愛し合うということは、互いに顔を見合うことではなくて、同じ方向を見ること』

 

この考え方が、対話解決のカギになると考えています。

 

抽象的な話ばかりではわかりにくいので、具体例で考えてみましょう。

 

例1:子育て

勉強させたい土の星座の親と自由にしたい火の星座の子供の場合

 

勉強させる=土星座の親にとっての愛情です。手に職をつけること、自分自身に価値をつけることにもつながるからです。自分に価値がつけば、この子は将来困らない、だからこそ勉強が必要と考えるのです。

 

一方、火の星座の子供は、親の考えは知らず、自分がその時したいようにしたいだけ。親の言うことは聞かないでしょう。

 

このような対立関係においては、親は自分と子供の違いを嘆き、子供は親との違いを嘆くのです。

 

親:どうしてあの子は落ち着きがないのか、ワガママなのか、努力しないのか

子:なぜあんなに口うるさいのか、頭が固いのか

 

お互いに違いが気になってイライラしている状態です。

 

ここで、同じ方向を向く=第3の道というのはどういうものでしょうか。

 

親が、勉強させたい理由は

『子供が幸せな人生を歩むためには、勉強以外ない』と思っているからです。

 

おそらく、親自身が『努力して学ぶことは、自分のためになるからやりなさい』と育てられてきたからでしょう。

 

つまり、掘り下げていくと、勉強をさせたいわけではなく、子供に幸せな人生を歩んでほしいというだけです。

 

ここで、子供との話し合いが必要です。

テーマは『どんなゴールに一緒に向かっていくか』です。

 

親は、自分の価値観、常識は横に置いて、子供にとって幸せな人生とはどういう人生なのか、子供と話し合うのです。

 

話し合いの中で、子供が『自由な人生を歩みたい』と話したとします。すると、自由な人生って何なのか、さらに聞いていきます。

 

そして、何らかの子供なりの結論が出てきたら

 

そのためには、おそらく仕事やお金が必要。現代においては、将来の選択肢を増やすためには、ある程度の勉強が必要だね、という話になってくると思います。

 

火の星座の子供たちは、自分で決めたことのためだったら、頑張ることができます。

 

自分の欲しいもののために、勉強という手段が必要なのだと考え、やってみようという気持ちになって、ゲーム感覚で取り組んでいけたら、おそらく火の星座の子供たちは学力を伸ばしていくことができるでしょう。

 

これが、お互いに顔を見合うのではなく、同じ方向を見るというコミュニケーションです。

 

多くの場合、親は子供との話し合いもしないまま、これが幸せな人生のために必要だと思う親の考えを押し付けてしまいます。それを子供は、無条件で拒否するか受け入れるかのどちらかです。

 

そうではなく、お互いにまず同じ方向を向く。

ゴールを決めて、そのためにはどうすればいいかを互いに話し合うことが大切。

 

ゴールにたどり着くための確実な方法を親が提案し、子供が自分のやりたい方向を主張することができると、親子でチームになって一緒にゴールまで走っていけるのです。

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対話的解決でなくなる!内側の葛藤

対話的コミュニケーションは、自分自身の内側と行うことも大切です。

 

占星術を学び始めた人からの質問で、非常に多いのが、相反する性質同士の葛藤をどうやって処理していけばいいのかというもの。

 

この葛藤の状態というのは、先ほどの親子関係と同様、お互いに顔を見合わせて、お互いを責めている状態です。

 

となれば、解決策は、自分の内側全員が同じ方向を向くこと、ですね。

 

自分自身のゴールを設定して、そのゴールのために、チームとなって働いてくれるようにすることです。

 

牡牛座と牡羊座を持つ人の例で考えてみましょう。

 

例2:内側との対話(牡牛座と牡羊座の葛藤)

ゴール=モデルになりたい人の場合

牡牛座の意見:モデルなんて無理。失敗したら恥ずかしい、失うものも多い

牡羊座の意見:すぐに成功したい。すぐに成功しないならイヤ

 

ここで、ワタシ自身が内側に問いかけます。

 

ワタシの『モデルになりたい』というゴールのために、牡牛座さん、牡羊座さんはどんなサポートをしてくれますか?

それぞれの性質を生かしてどんなふうにワタシの人生を助けてくれますか?

 

内側と話し合いをするのです。

 

すると、牡牛座が、地味にコツコツ努力する性質から、ウォーキングや美容を担当するよと言ってくれるかもしれません。

 

牡羊座は、直感力・行動力を活かして、チャンスを探す、色々な成功の仕方を探してみるよと言ってくれるかもしれません。

 

こうなると、もう葛藤はおきませんね。

 

自分のやりたいことに意識を向ける、ゴールを設定することで、内側の葛藤は解決していくのです。

 

お互いに1つのゴールに向けて協力し合えたら、違いは損失ではなくメリットになり座財産にもなるのです。

 

このような対話的な関わり方を、他者との関係でも自分の内側との関係でもやっていって欲しいと思います。
 

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▶自分のゴールを決めるのにホロスコープは関係ない

他者や自分の内側との対話的解決を行うには、同じ方向を向くこと・ゴールを設定することが必要でした。

 

ここで、改めてお伝えしたいのは自分のやりたいこと、本当の願いはホロスコープには書いていないということです。

 

自分がどうなりたいかというゴールは、自分で自由に決めていいのです。

 

例えば、パン屋になると決めるのにホロスコープは関係ありません。

 

ただ、どんなパン屋になるのかは自分の性質と相談して決めていきましょうという事です。

 

さそり座のパン屋さんなら、とてもマニアックなパンを研究して、店の看板商品にするというスタイルでもいいわけです。

 

ゴールは自分で決める、そのためにどうやって走っていくかは、星座それぞれの話を聞いて道を創っていく。

 

これが望ましい占星術の活用方法で、自分の願いのために、内側の星座たちが力を合わせている健全なコミュニケーションのスタイルです。

 

 *******

 

後編は、『自分がやりたいことがわからない人』についてと、最後のワークです。

 

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。

 

THE Imagine ⑮ 星とコミュニケーション 前編

今回は、新しいテーマ『星とコミュニケーション』です。

 

星の知識を普段のコミュニケーションにどんなふうに生かしていくのかについて『親子編』と『恋愛&パートナーシップ編』の前後編にわけてお伝えしていきます。

 

前編は『親子編』です。

 

変えることができない、長い年月を共にしていく親子という関係は、 問題が顕在化しやすいもの。どのように理解し、接していけばいいのでしょうか。

 

 ※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマ別に前後編に分けて内容の要約をお伝えします。

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 ★一番大切な学びポイント★

今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。

自分を理解し性質を生かすことに加えて、子供を理解すること=自分と子供との違いを知ることが重要になってきます。

 

 【親子編】

お悩み1:子供にイライラしてしまう

言うことを聞かない、思い通りにいかない子供にイライラ!つい怒鳴ってしまう。手を出してしまう。そして、そんな自分に嫌悪し、落ち込んでしまう・・・

そんなことの繰り返しが多いのではないでしょうか。

 

そのイライラの原因、本当に子供?

親がイライラする原因は、普段の様々なストレスが根底にあるからです。自分の自由がない、パートナーとの関係性など日常が既にストレスフル!とうこと。

 

イライラの原因は子供と思い込んでいるといってもいいでしょう。子供の言動は単なるキッカケにすぎません。

 

ストレスをコップに入った水だとすると、普段からすでに8~9割の水が入っている状態。そこへ子供の言動がきっかけとなり、溢れ出すというイメージです。

 

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普段から、ほぼ満水の状態まで溜め込まなければ、ちょっとした子供の言動には、余裕をもって接していけるのです。

 

対策①普段のストレスを減らす

ストレスを減らす方法として有効なことは【ご機嫌でいる努力をする】ことです。

・手を抜くことを許す

・自分の楽しみを大事にする

 

食事を作りたくないなら、出来合いのものを買う。毎日の洗濯がしんどいと感じたら2日に1回に減らすなど。

 

例:星座の性質に合わせた手抜き

気が向いたときにしかやりたくない性質のしし座なら、作り置き。

何事もキチンとしないと気が済まない性質のおとめ座なら、担当の範囲を決めておくことで、自分の担当外のことには、手を抜けるはず。

 

手をかけること=相手が喜ぶことではありません。部屋の中が散らかっていても親が笑っている方が、子供はうれしいのではないでしょうか。

 

また、自分にご褒美をあげましょう。

子供のものを買うのに抵抗はなくても、自分のものとなると躊躇してしまう人も多いと思います。

子供を中心にしすぎると、結局、そのしわ寄せがイライラとなって子供にいってしまいます。

 

時々は、親としてではなく個人としの自分を大事にし、楽しいこと、贅沢、手抜きなどで自分がご機嫌でいられるようにしましょう。

 

日常のストレスをうまく減らしていくこと=ストレスマネージメントは子供に感情的にならないためにも大切です。

 

すべてを受け入れる菩薩のような心を持つ必要はありません。

自分の性質を知って、自分が嫌がることをどうやったら生活から排除できるか、考え、工夫をしていきましょう。

対策②自分と子供の違いを知る

▶喜怒哀楽を許して見守る

何度同じことを注意しても聞かない子供に対し、わざとやってる?私への嫌がらせ?と思ったことがあるかもしれません。

 

でも、牡羊座など本当に忘れてしまう性質の子供もいるのです。自分と違う子供の性質を知ることで感情的にならずに済みます。

 

例:子供の喜怒哀楽に振り回されない

・火の性質の子供=定期的に癇癪をおこす

・水の性質の子供=定期的に落ち込む

 

火の子供は、ちょっと怒っているくらいで普通です。

嫌だ!こうしたい!自分はもっとできる!などのハッキリとした意志表示なら今日も元気に怒っていると思ってあげてください。

 

水の子供は、よく泣くのが普通。

今日も何か感じることがあったんだね、心を震わせているんだねと思ってあげてください。

 

親が、これらの感情表現に対してオロオロすると、子供は親の顔色をみて、こういう自分の感情は良くないことだと思い、怒ったり泣いたりできないようになってしまいます。

 

それは、その子の性質を抑えることになってしまい逆効果です。

 

特に親が、風や土の性質で子供が火や水の性質(またはその逆)の場合、自分との違いにびっくりしてしまうと思いますが、子供の性質と理解し、喜怒哀楽を許してあげましょう。

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 ▶イライラを否定しない

子供の感情表現に対し、なんとかしてあげないと・・・問題解決しようとすると、うまくいかずイライラすることもあります。

 

これは、当然のことと受け止めましょう。イラっとするのは自分が未熟だからではありません。

 

イライラしないようにすると、逆にコントロールがきかないほどの大きな地震となって子供に怒鳴る、手を出す状況を引き起こす可能性があります。

 

イラっとくる!と思うところで止めておくと問題はありません。「イラっとするわ~」と自分で言って終わる。

小さくキレることで大きな地震を防げるのです。

 

お悩み2:子供を応援するにはどうすればいい?

子供が幸せな人生を歩めるように導いていきたい、そのための応援がしたいと思う親御さんは多いでしょう。

 

子供の応援で親ができることは「親が自分の人生をちゃんと生きること」です。

 

うまく応援していく方法を知る前に、まずは、逆効果になりやすい注意点から見ていきましょう。

注意①子供に自分の夢を託さない(投影しない)

親子間の投影を一番わかりやすい例でいうと

子供には、自分がなりたくてなれなかった音楽家になってほしい。そのために必要なピアノや声楽を幼いころから学ばせる

 

同じように、子供の性格、性質にも投影が現れます。

 

ケースA.自分の使ってない性質、使いたかった性質を子供に求める

⇒主体性のある獅子座が、子供にも主体性を求める

⇒穏やかでいたい天秤座が、子供に穏やかさを求める

 

投影のウラには『自分のようになってほしくない』という気持ちがあります。

自分の正義を子供に押し付け、子供がその通りにならないと、今度は、自分の教育が悪いのではないかと思ってしまうこともあります。

 

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▶投影しないためにも自己実現は自分で

親の投影は、ハッキリ言って子供の邪魔です。子供には子供の夢があり、個々の性質があるからです。

 

投影を減らすには、投影している自分を自覚し、自分自身の性質を生かして、自分が納得できる人生をつくりあげていくことです。

 

自分が満たされると『自分のようになってほしくない』とは思わなくなるでしょう。そうすることで、邪魔をすることなく子供と関わっていけるのです。

 

注意②子供のニーズを聞く

当たり前のことのようですが、案外できていないことです。

・この子は○○で苦しんでいる

・この子の○○なところをなんとかしてあげたい

 

このような考えは、親が自己完結しているだけで、子供は何も思っていないこともあります。

 

親は、一方的に与えてあげる側だという思い込みは、子供に良い影響を与えません。

 

▶察して与えるコミュニケーションのデメリット

常に親が子供の気持ちを察して、次々と与えてしまうと

・自分がしてほしいことを言葉で伝えられない人

・感情で人をコントロールする人

に育ってしまう可能性があります。

 

例:なぜあの人は私の思いに気づいてくれないんだろう・・

なぜママと同じようにしてくれないんだろう・・

私がイライラしていること、不安に思っていることを察して動いて!とイライラの感情をぶちまけ、人を動かそうとする

 

こうなってしまうと、社会に出た時やパートナーとの関係性も難しくなりそうですね。

 

▶言葉通りに与えることに意味がある

子供にどうしてほしいのかを聞いて、言葉通りにとらえて、言葉通りに与えてあげることが大切です。

 

そうすることで子供は

『やってほしいことを自分できちんと伝えたら、その通りに与えてもらえる』

ということがわかるようになります。

 

また、欲しいものがうまく伝えられないと、違うものが返ってくることも学ぶのです。

 

子供をあまり子供扱いしないこと。子供は、感性も鋭く、小さい時から『自分がどうしたいか』ということをわかっているものです。

 

ちょっと心配な「放っておいて」という言葉を言われても、言葉通り受け取っていいと思います。

 

「あなたの言うとおりに放っておくから、本当に何か必要な時には呼んでね」と言えばいいのです。

子供は『本当に放っておかれるんだ』とわかります。

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対策:うまく子供を応援していく方法

子供をうまく応援していくには、子供の性質を知り、変えようとせずに足りないところを補ってあげることです。

 

例:現実的すぎて大きな夢が描けず、視野が狭くなりがちな土の性質の子供と色々な選択肢をもってほしいと思っている親の場合

親ができる応援は

⇒さりげなく興味を持ちそうな本を何冊か置いておく

⇒休日に興味のありそうな場所や施設に連れていく

 

子供に「色々な選択肢を持ちなさい」と言うのはNG。親がすることは、子供の苦手とするところを補ってあげることです。

 

「こんな可能性もあるよ、こっちもあるよ、どれを選ぶかは自由だよ」といったように世界を広げてあげるイメージです。

 

まとめ☆子供の人格を認め、まず親が自分の人生を生きる

子供に自分の人生を生きてほしいと願うのであれば、まず、親が自分を知って自分を生かしていきること

 

そうすることで、『大人になるって楽しそう』『自分を知って自分の意志で生きているといい事があるんだ』と思い始め、子供自身も自分を伸ばすことに意欲的になるでしょう。

 

親を一番よくみているのは子供。親が向上心を持っていないのに子供に求めるのは無理があります。

 

子育ては一大事業。うまくいかなくて当たり前、思い通りにならなくて当然です。そんな自分を責めなくていいのです。

 

いくつかのポイントを知っていれば、自分をコントロールしやすく気持ちも穏やかにいられるはず。

 

子育てにも星を活用して、親子ともに家庭から幸せに生きるということをして頂ければと思います。 

 

 

 *******

 

参考になりましたか?

対談の中で「育てている自分が一番成長させてもらっている」という浅井さんの言葉が印象的でした。

 

私は、子供の頃、母親とうまくいきませんでした。今、考えると親も必死だったんだろうと思います。

こんなふうに思えるようになったのは、ずっと後のこと。

 

早い段階から、良い形の親子関係が作れるとお互いにプラスになると思います。

 

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。

 

THE Imagine ⑮ 星とコミュニケーション 後編

星とコミュニケーション・前編に引き続き、後編は『恋愛&パートナーシップ編』です。

 

恋人関係や夫婦、パートナー関係について、占星術をどのように生かしていけばいいのかについて学んでいきます。

 

 ※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマ別に前後編に分けて内容の要約をお伝えします。

 

★一番大切な学びポイント★

今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。

恋愛やパートナーシップでは、自己理解に加えて、相手を理解すること=自分と相手との違いを知ることが重要になってきます。

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 【恋愛・パートナーシップ編】

一番のお悩み!自分が欲しい愛情を相手がくれない

相手に愛されているという感覚が欲しいのは、誰でも同じ。では、どうすれば、その願いが叶うのでしょうか。

 

まず、自分がどんな愛情表現をしてほしいのか、『自分が欲しい愛を伝える』ことが必要ということは、以前学びましたね。今回はそのあとのお話です。

 

占星術を知った人達によくあるのが

『自分の欲しい愛』を伝えたのに、相手がその通りにしてくれない。結局、欲しい愛が手に入らず、愛されていないと思ってしまうことです。

 

対策①相手を理解すること

欲しい愛情表現をリクエストするのは良いことですし、そうしないと相手に伝わりません。でも、相手がその通りにするかどうかは、相手の自由です。

 

相手の金星を使った愛情表現を探してあげることが大切!

 

例:普段から、愛している、大切に思っているなどの言葉がけをリクエストした場合

⇒照れ隠しに別のことを言う

⇒普段からマメに連絡をくれるようになった

 

なかなか言葉に出しにくい人は、別の方法で応えてくれている場合もあるのです。

 

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例:夫と話したい、自分の話を聞いてほしい妻の場合

⇒話の中の問題を解決するための助言を次々と言う夫

 

このケースで、妻は「うっとおしい、自分を否定されている」と感じるのですが、夫としては、なんとかしてやりたいという愛情からの助言なのです。

 

自分のリクエストに違う形であっても、相手なりの愛情表現で応じてくれていることがあります。

 

自分の欲しい愛情がそのまま表現されなかったからといって、愛されていないと決めつけるのは早すぎます。

 

愛し方は12種類以上。相手には相手の愛情表現があると理解し、探してみましょう。
 

対策②開き直って自分で表現してみる

自分が言われたいことを自分で言ってしまうというのもアリです。

 

例:「ありがとう」と言われたいシーンで、相手が言わなかった場合

⇒ここは、ありがとうって言うところだよね~

⇒こんなことまで気が付くなんて、いい妻だよね~

 

などと、相手に向かって開き直って言ってみると、案外、自分でもスッキリして相手の反応が気にならなくなってくるものです。

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次に見ていくのは、パートナー間におけるイライラや不調和の原因についてです。

不調和原因1.相手に自分を投影している

ケースA.自分の中で使い切れていない性質を相手に求めてしまう

例:太陽=しし座・火星=おとめ座の妻が、太陽=おうし座の夫に強いリーダーシップや細やかさを求める

 

会社で嫌な事があったという夫に対し、妻はイライラしながら「自分の人生は自分で決めて」「会社が嫌なら辞めて独立すればいい」と言う

 

しかし、夫は安定志向で、嫌な会社でも、趣味で好きな事ができればそれでよく、独立するつもりは無い。

 

対策①相手と自分の違いを理解し、自分の願いは自分で叶える

自分が良いと思う人生でも、相手の生きたい人生ではないと理解すること。

 

同時にイライラの原因が、自分がしたいことを相手に求める=投影だと気づき、自分の希望を叶えるために、使われていない性質を使う努力をすることが大切です。

 

ケースB.自分の性質を外に出すことを抑えているため、家やパートナー、恋人の前でだけ噴出し、関係がうまくいかなくなってしまう。

 

例:本来、はっきりモノを言うタイプの性質の人が、外では、他者にあわせて温厚で柔らかな印象を作っている

⇒家では、常に怒っている高圧的で激しい妻

 

他にも、パートナーや恋人に対しての強い依存、重い愛情、余計なことばかり言うなど色々なケースがあります。

 

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対策②自分が抑えている性質を外で使う

こんな自分を変えたい、パートナーとの関係性を改善しようとするよりも、外で自分の性質を使うようにすることで、自分が満たされ、だんだん家では出なくなっていきます。

 

このような不調和の経験から、自分は恋愛や結婚に向いていない、男運・女運が無いなどと思い込む人もいるのですが、問題は相手ではなく自分の中にもとからあったこと。

 

パートナーシップがきっかけで表面化しただけで、自分の生き方を変えない限り、繰り返してしまうのです。

 

不調和原因2:相手をコントロールしようとしている

占星術の知識で、相手を変えたいと思ったり、自分を理解してもらうために使いたいと思うことがあるかもしれません。

 

これらは、どちらも相手をコントロールしたいと思っていることと同じです。

 

占星術は、自分で自分を知ること、自分と相手が違う性質であることを知り、認めるためのものです。

 

自分の金星は〇〇だから、こうしてほしい、というのはお願いレベルにしておきましょう。自分の取説を相手に押し付けて「この通りにして」と言っても、相手は理解してくれません。

 

どんな方法でも、相手をコントロールすることはできません。やめましょう。

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相互理解のためにはステップが必要

占星術は自分を理解し、自分と相手との違いを知るために使うものです。最終的な相互理解までたどり着くためには、ステップを踏むことが必要です。

 

①自分が自分の性質を自覚して、外で使う

②相手を理解して相手からの愛情を受け取る

 

このステップを進むと相手との関係性が良くなってくるので、相手も占星術に興味をもってくれるでしょう。

 

まとめ☆パートナーシップは現実を良くする鏡

恋愛や夫婦、パートナー関係は、色々な問題が一番表面化する関係です。

 

でも、そこで起きる問題は、自分の性質の可能性やエネルギーがココにある!と気づくためのメッセージともいえるのです。

 

ネガティブな感情をありありと出させてくれる、本当の望みに気づかせてくれる、一緒にステップを上ってお互いを磨いていける・・・

 

パートナーは、とても有難い存在です!

 

パートナーシップによって、自分の”人生の伸びしろ”や”理想とする生き方”がわかるので、うまく活用できれば、現実を良くすることができます。

 

星を知り、自分を知り、相手を知ることで、様々な葛藤をプラスに変えて、大切なパートナーとのより良い関係を、是非とも築いていってください。

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参考になりましたか?

 

抑えている性質が家で出て、実はそれが自分の望みである、とか

パートナーシップは鏡・・・!

 

勉強になりました。

いつか生かせる日がくるといいなと思います。

 

 

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。

 

THE Imagine ⑮ 星とビジネス 後編

星とビジネス・前編に引き続き、後編は『お勤めの方編』です。

 

会社員として、占星術の知識を活用し、どのように生かしていけばいいのかについて学んでいきます。

※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマごとに前後編に分けて内容の要約をお伝えします。

 

★一番大切な学びポイント★

今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。

会社員は集団の中で生きているので、他者とのコミュニケーションや折り合いの付け方を磨いていくこと。

自己理解に加えて、他者理解=自分と他者との違いを知ることが重要になってきます。

 

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  【お勤めの方編】

お悩み:社内コミュニケーションがうまくいかない

人間関係が選べない会社員の悩みで一番多いのが、コミュニケーションエラーです。

うまくいかない主な原因や人間関係における大事な考え方を星座の事例とともに見ていきましょう。

 

原因①自分にできることを相手にも求めてはダメ

『自分の普通は他者の普通ではない』これを理解すること

 

例1:水の星座の部下が仕事で困っている時、火の星座の上司は、部下の状態に気づかず、何もしない。部下は無視された、無責任な上司だ!と怒る。

 

<この人、困っている>と気づく段階が違うため、仕方ない。

水の性質は、人の感情を見抜いて気づく

火の性質は、言ってくれれば気づく

 

みんなの感情を拾って最適化することができるのは、水エレメントを持つ星座の才能であって、他の星座の人達にはできないとわかると、感情的にならずに済む。

 

例2:いくらでもやることがあるのに、何もしない部下に『言われなくても考えればわかる、ヤル気がないんだ』と判断するやぎ座の上司。

 

計画的に物事を考えタスクを探すことができるのは、やぎ座の性質。他者は、言われないと気づかないこともあると知ることで、誤解せずに済む。

 

例3:完璧主義の上司がモチベーションの低い部下に怒り爆発!

 

仕事を最高のものにしたい=やぎ座、おとめ座、さそり座は、最高が叶わなかったらヒステリーを起こす可能性が・・・。

 

仕事に対する考え方は、人それぞれ。

誰もが完璧、最高をめざしているわけではありません。相手を変えようとしても無理なこと。押し付けはパワハラになります。

 

完璧を目指すのは、自分が好きでやっている(自分の性質)と理解すること。

 

仕事は全部自分の責任だと思い込んだ方がうまくいくもの。相手の責任だと思った時にイライラするのです。

 

部下や相手をヤル気にさせることも含めて自分の仕事であり、その結果、自分が最高の仕事をするのだと理解しておくといいでしょう。

 

原因②会社では、ある程度【割り切ること】が大事 

▶職場に月や金星を出さない

通常、職場でメインとして活動する人格は、太陽、火星、水星です。

でも、プライベートで満足感がない状態であると、月や金星の人格が登場し、無意識に仕事に影響を与えてしまうことがあります。

 

受容・愛・安心感を求める=自分を大事に扱ってほしい、 わかってほしい、認めてほしいなど、感情的な満足感を求めても、職場では見つかりません。

 

また、仕事とプライベートの切り替えが下手な人の場合、仕事のためだ思って遊ぶことが必要です。

 

やりたいこと好きな事をやって、自分を満たすことでパフォーマンスやコミュニケーション能力が上がってきます。

 

このように、職場でのコミュニケーションに問題があると感じている場合でも、原因が直接的でない場合もあります。

 

家族や友人、恋人との関係性や趣味などプライベートを見直し、満足できるようになると、自然と解決できることもあるのです。

 

▶問題を解決しようとしない

問題を解決することが、必ず仕事に良い影響を与えるとは限りません。 問題のある関係は、そのままにしておく。あえて解決しようとしないことも有効です。

 

みんなと仲良くしなくていい、嫌いな上司がいてもいい。

 

ただ、攻撃しようとしない、自分の正義を押し付けないこと。

 

自分の中で『お互い違うから、理解できず嫌いなんだ』『今はまだ好きになれない』とわかっておくこと。

 

嫌いな人のいいところを見つけようとしたり、無理に受け入れようとする必要はありません。自分なりの距離感を決めておくことも大切です。

 

平和的なコミュニケーションができる職場でありたいという理想は素晴らしいのですが、会社が求めている理想ではないかもしれません。

 

個人には個人の理想があるように、会社には会社の理想があり、求めているゴールは違うのです。

職場で自分の理想を押し進めていくと辛い結果になるでしょう。

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まとめ☆最適なコミュニケーション能力とストレスマネージメント能力を身につけよう

会社員にとって、気の合う人達と仕事ができるか、良い職場環境であるかどうかは、全くの【運】。あみだくじで自分の着る服を選ぶようなものです。

 

ハズレるたびに、いちいち環境を変えていくのは大変なこと。周りの迷惑にもなりかねません。

 

だからこそ、何があっても幸せでいられる、環境に言い訳にしない折り合いのつけ方を学んでいくことが大切です。

 

自分の性質を知って、自分のできることにはプライドを持ち、それを相手には求めない。

 

そして、プライベート・喜び事は、きちんとプライベートで満たしていく。

 

そういうことができるようになると、仕事で体やメンタルを壊すことも減ってくるのではないかと思います。

  

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参考になりましたか?

 

私は、”職場に月や金星を出さない”というところが、ちょっと理解しにくかったのですが、印象的でした。

 

でも、過去、会社員で転職を繰り返した者として、環境を変えることも必要だと強く言いたい。

 

日本の中小零細には、未だ時代にそぐわない主従関係や給与体系が存在します。

 

そういう会社の方が、人間関係は良かったりするのですが、会社の求めるものはどこまでいっても変わりません。

 

会社員は、自分に課せられた仕事、給与、人間関係と肉体的、精神的バランスを保ちつつ日々戦っています。

 

割り切りでは済まない状況であると感じたら、壊れる前に環境を変えることです。それは、誰に何と思われようと、逃げであっても、アリだと思います。

 

あくまでも私個人の見解ですが(笑)

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。

 

THE Imagine ⑮ 星とビジネス 前編

今回から、新しいテーマ『星とビジネス』に入ります。

 

星の知識をビジネスにどのように生かしていくのかについてのお話です。

 

『起業家・個人事業主編』と『お勤めの方編』の前後編にわけてありますので、ご自身に当てはまる方をご覧いただければと思います。

 

前編は『起業家・個人事業主編』です。

 

※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマごとに前後編に分けて内容の要約をお伝えします。

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★一番大切な学びポイント★

今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。

一貫して、自己理解がどれだけ重要であるかというお話をされています。

 

自分を知って、自分の性質に合わせたやり方をしていくことが、どんなビジネスの形であっても、成功の近道であるということです。

 

【起業家・個人事業主編】

1.モチベーションの維持するには

自分がどんなことをするのか、自由度が高く、仕事を作り出していく起業家や個人事業主の仕事は、モチベーションの維持管理がとても大切。

 

モチベーションは【自分が疲れることを減らし、うれしいことを増やす】ことでアップ、維持できます。

 

常にモチベーションを高く保ちながら、より良く事業をすすめていくために【自分の性質に合わせること】を考えてみましょう。

 

①性質に合った仕事の組み立て方

例:さそり座のカウンセラーの場合=深く掘り下げる性質が強み

単発・1回完結ではなく、1回の時間が90分、期間も3~6か月など長いスパンにするなど、じっくり向き合えるコース設定にする。

 

自分が習った先生が、短めのカウンセリングを行っていたとしても、自分の性質を生かすやり方をしてみましょう。

 

長いと聞いてもらえない、文章を読んでもらえないと感じてしまう場合は、『長い』ことを前提に、長くても引きつける工夫、読んでもらえる工夫をする努力をすること。

 

その方が性質を抑えることなく、モチベーションが上がり、ラクに仕事ができます。

 

反対にふたご座など、話すことは好きだが、長いと疲れる性質の場合は、30分くらいの短いコースで頻繁に行うなど、自分の性質に合わせた仕事の組立てを行うことが大切です。

 

②性質に合ったラクな人間関係の作り方

例:不特定多数の人との関わりが嫌い、疲れる性質の場合

⇒顔の広い人と知り合いになっておくこと

その人と繋がることで、他の人達との関わらなくても必要な情報を得ることができるようにしておくとストレスが減ります。

 

反対に、不特定多数の人との関わりが好き、楽しい性質の場合

⇒閉じた集団の中にいないこと

「私たちはチームだから」とか「このチーム内の事だけ一生懸命やって」など、チームの一体感が窮屈な人は、閉鎖的な集団に属さないことが精神的にベストです。

 

2.成果があがらない・・テッパンの事業戦略が間違い?!

自分の先生やその道の成功者の真似をするのは、成功の法則ともいえます。

でも、真似をする人を間違えたり、性質に合わない法則を実行しても、思うような成果につながりません。

 

①成功者の真似をしてもうまくいかない理由

⇒誰も悪くない、性質のズレから起こること

例:おとめ座の先生=細かい分析による行動ができるのが強み

おとめ座は、無意識レベルで考えた戦略で行動できるため、おとめ座の”普通”は、別の人の視点でみると”普通”ではないのです。

 

そのため、射手座やふたご座、てんびん座が、先生に「特別なことはしなくてもよい」と言われたのを信じ、ありのままで挑んでも同じような成果は上がりません。

結果、先生はウソを言っている!と感じてしまうのです。

 

②気が付けばノウハウコレクター?何をやっても中途半端になる理由

⇒自分の持っている性質、才能、武器に価値を感じていないから 

例:内向的な性質の人=職人気質で何かを深め極めていく力が強み

起業の第一歩は人脈というセオリーを信じ、内向的な人が、SNSの活用や積極的に人との交流の場に出向くことを優先した場合

苦手な社交に時間をとられ、自分の才能を極めていく時間が削られてしまう。

 

反対に、社交的な人が、何か強みを身に着けたいとコツコツと技術の習得に励んでも思うように伸びず、大切な人との交流の時間が削られてしまう。

 

例:自分に足りないところに焦点をあて補おうとする

売り上げアップのコンテンツを購入する、文章力が必要と感じたらライティング講座、動画が良いと思えば動画編集のスキルなど、次々に手を出し、本業にかける時間が削られてしまう。

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いずれも、そこそこできるようになるかもしれませんが、どれも成果としては中途半端になってしまうでしょう。

 

職人気質の人は、技術を極めることに全力を注いだ方が良いものができたはず。

また、社交的な人は、いろいろな才能を持った人と出会い、チームを組んだ方が良い成果を得られたかもしれません。

 

自分を知る、自己理解ができると、成功の法則や戦略を聞いた時、「この方法、自分には無理、向いてない」とわかり、無駄な時間やお金、エネルギーを使わずに済みます。

 

大切なことは、何をやめるか・やらないかを決めること

 

時間とエネルギーは有限です。

多くの場合、何をやるかではなく、やらないことを決められない人が多く、そのために自分にとって一番の才能にかける時間が削られてしまっているのです。
 

自分を知って負のループに陥らないようにしよう!

自分の性質に価値を見出せないと、自分と反対のものになろうとする=欠点をカバーすることに力を注いでしまう。そのデメリットが負のループです。

 

例えば、うお座、おひつじ座の人達からの質問で多いのが

「どうやったら全員にわかりやすく伝えられるアウトプットができますか?」というもの。

 

答えは「まずは自分の性質を使いこなしたうえで、余力があればやりましょう」です。

 

うお座やおひつじ座は、水星が担当する言語コミュニケーションが不得意な性質。

 

この質問が出るのは、自分の水星では、絶対に人に理解されないということが前提です。これは、自分の性質に価値を見出せていないということですね。

 

自分の性質を使いこなせるようになると、だんだんとカバーできるようになっていきます。性質を使いこなす前のカバーは、サルマネでしかないので、うまくいきません。

 

自分の性質に価値を感じないと、反対のものになろうとする。そして、やったけどできなかったという感覚を得て、結果、モチベーションが下がる。

 

負のループに陥るのです。

 

何をやってもうまくいかない!!

⇒なぜ?理由がわからない!辛い

⇒自分ってダメだ

⇒モチベーションの低下

⇒これなら、うまくいくはず・・・

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これは、自分ってダメだという自己否定の感情をお金を払って、エネルギーを使って、買いに行っているようなものです。 

 

『うまくいかない理由』は

・自分を知らないから

・自分の性質に価値を感じていないから

・やらないことを決められず、才能に注力できていないから

です。

 

こんなループ、絶対に避けたいですね。

 

まとめ★自分を知らないと選べない!

事業戦略、学ぶべきこと、必要なスキル・・自分を知らないと何も選べません。

 

特に日本人は、どうして無いものをカバーする方に意識が向きがちですが、星を活用してカバーではなく伸ばす方向を考えてみてください。

 

自分の性質のどこがいいのか全くわからなかったとしても、とりあえず、性質の良いところをみつけよう、伸ばそうとしてみた方が、最終的には自己評価や成果につながります。

 

オール5を目指そうとするとオール2になります。

この教科は1でいいと捨てられたら、5の教科が出てくる、その5の才能をフルに使えばいいのです。

 

実際に市場でも、ひとつでも5の能力を持っている人の方が『引く手あまた』です。

 

お金の稼ぎ方、貯め方、チームの組み方、スキルの学び方など自分の性質を知ることで起業家・個人事業主の方たちは決断力の精度が上がり、最小限のチカラで成果が出ます。

 

自分の能力を否定せずに伸ばす、難しいことですが、やればやるほどダイレクトに成果につながるのが、起業家や個人事業主です。

 

そのためにも、THE Imagineを含め、占星術を探求して、自己理解の精度を上げていきましょう。

 

  

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参考になりましたか?

 

今回の講座で、星野ワタルさんご自身の例も紹介されましたので、ここでお伝えしたいと思います。

 

星野さんのホロスコープは、風と土エレメントが欠損だそうで・・。

 

実際の事業では、情報集めや人との交流、お金関係はノータッチ。全部ほかの人にお任せし、売上目標や報酬がいくら欲しいなどは一切言わないとのこと。

 

そのかわりに、自分で納得できるものを作る、参加者が感情的に満足できることにコミットして、そこに向けて5を取りにいくスタンスでお仕事をされているとのことでした。

 

今回の講座で、一番印象に残ったのは、負のループ!

 

私も経験しました。自分がその時やろうとしていた事に向いていないと判断したのは、やりつくしたあと。本当に、だんだん追い詰められていくんですよね~。

 

自分を知ること、内側に聴く事の大切さを感じる今日この頃です。

 

後編は、お勤めの方編です。

 

※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。