THE Imagineで学んだ感想
星野ワタルさんによるオンライン講座THE Imagine。
4ヶ月間の本講座の受講を終えました。
THE Imagineは、占星術をツールに、自分を知り、他者を知る、対話的でクリエイティブな生き方を獲得するための学び。
講座の備忘録と題したこのブログに、内容をまとめながら受講した私の率直な感想を残しておきたいと思います。
THE Imagine 自分には合わなかった
この4か月、ほぼ遅れることなく毎週動画を見て、ワークに取り組み、内容をブログにまとめてきました。
ブログにまとめることで、頭の中を整理し、より真剣に向き合うことができたと思っています。
そして、最終的に、私には合わないと思いました。
ただ、すべてを受け入れないわけではありません。
自分なりに理解できたところは受け入れて活用し、受け入れられないところはスルーする、ということです。
THE Imagineでの学び★OKとNG
細かい講座の内容に賛否を書くとキリがないので、今後の自分に活かしていきたい事と自分には合わなかった事にわけて記したいと思います。
ここはOK!
▶占星術は自分との対話に活用していく
今後の私に占星術が活かせると思うところは、内側の自分との対話です。
その理由は、THE Imagine受講の目的のひとつである”自分を知ること”が、私自身のホロスコープによってある程度、達成できたからです。
星座の性質の全部が、自分に当てはまっていたわけではありませんが、今まで、なぜ?どうして?と思っていたことが、占星術という視点から見ると、『持って生まれた性質』だったと言われると、納得できました。
そして、自分のホロスコープからわかる星座たちを、自分の内側の個々の人格と捉えて、それぞれと対話しながら、チームとして自分ために働いてもらうという教え。
これは、物事の判断や方向性を決めるときに役立つものだと思うので、これからも活用していきます。
ここがNG①
▶占星術は基本的に他者には不要
講座で、あまり理解できなかった事のひとつに、他者との関係に占星術をどう使うのか?ということがあります。
私の結論は、他者の概念さえしっかり頭に叩き込んでおけば、他者に対して占星術は使わなくていいということ。
他者の概念とは、自分と他者は違うので、他者には、自分と同じ思考は通用しない。他者は、コントロールできないということです。
自分の思いを言葉で伝えることは大切ですが、他者がどのように受け取るかわかりませんし、言葉が苦手な人もいます。変に性質を読もうとすると、悩むだけです。
講座では、初回に『他者を知る第一歩は観察』、最後に『占星術は星座で他者を切り刻むために使うのではない』『占星術を置いて対話して』などと言っておられました。
でも、講座の2回目には、家族や大切な人のホロスコープを作りましたし、星とコミュニケーションという動画で他者と占星術の活用について触れ、Q&Aライブでは星野さんが受講者からの質問に回答しておられます。
このようなことから、全ての講座を終えて考えた時、占星術を他者に活用するとはどういうことかと、私は混乱しました。
動画で紹介されていた活用事例、Q&Aでの回答などで納得できる人は、その通りやってみてといいと思いますが、その結果、相手が予想と違う反応をしたら、結局、悩みますね。
”自分と他者は違う”という考え方は、切り捨てるときにも、尊重するときにも使えます。
相手が誰であっても、どんな立場の人であっても、自分にとって大切な人であるなら、違いを尊重することで、関係を築いていくしかないと思います。
自分が関わりたいと思う大切な他者に対しては、他者の概念を理解したうえで、相手を尊重し、思いやりをもって、誠心誠意の”自分”で接していくだけ。
そこに、占星術は必要ないと私は思います。
ここがNG②
▶占星術における一定のルールや解釈はスルー
講座では重要視されていたことですが、『性質を活かす』とか『天体の意味』とか『メインの天体』などには、こだわらないようにしたいと思います。
理由は、ルールにこだわると、『〇〇しなくては』とか『これでいいのか?』とか『本来の意味はどっち?』などと、迷い悩むだけだから。
自分が決めたことが、『答え』であり『その時の正解』。
それが違っていると感じたら、また自分で方向性を変えればいいだけです。
何か新しいことを学ぶとき、正解を知りたい、この先にあるものを掴みたいという思いから、悩んでしまうのは仕方ないこと。
実際に、私も受講中は真剣に悩み、Q&Aライブで質問もしました。
でも、知識や考え方を自分の中で消化できないまま人に答えを求めると、次から次へと悩みの沼にハマりこんでしまう。 それは、本意ではなく、もったいないことです。
さらに言うと、必死に求めたその答えも、”ひとつの解釈”でしかない。
自分の人生を自分で決めていくことが、クリエイティブな生き方だとするなら、細かいルールや解釈で悩むことは無意味だと思います。
ここがNG③
▶THE Imagineは、私の『幸せ』とズレていた
THE Imagineでは、様々な”教え”があったのですが、根っこにあるのは【幸せな人生】だと思います。
こんなふうに生きたら幸せですよ、というひとつのパターンとして、THE Imagineの考え方がある。
それは最初、とても魅力的に思えたのですが、講座が進むにつれて、『自分の幸せ』とは少しズレていると感じるようになりました。
性質を活かせようが活かせまいが、夢や生きがいがあろうが無かろうが、生まれっぱなしで平凡でも、人との関わりがうまくても、そうでなくても
極端に言えば、それらはどうでもよく、どんな状況であっても『今の幸せを感じること』が、私の望む幸せだ、と改めて気づきました。
どんなことでも、やりたいことはやればいいし、私もそうします。その中で、魂の声といわれる”自分が本当にやりたいこと”を見つけられたら素晴らしいと思います。
でも、ゴールを獲得することが幸せではなく、獲得したした先に、幸せな人生があるのでもない。
人生は困難だから面白くクリエイティブなものではなく、困難であろうがなかろうが、毎日楽しく過ごしても、幸せな人生は創れると思います。
今、自分にできることを精一杯やって、今の中にある幸せに気づき、感じ続けることで、心豊かに日々生きていく。私には、そういう『幸せ』の方がしっくりきました。
▶最後のご挨拶
講師の星野さんについては、ご自身の仕事に対して大変厳しい方と感じました。成功しておられることもあり、カリスマ性も高く、ハッキリとした物言いで、印象に残る言葉選びをされます。
ただ、私としては、講座やライブの中での表現に引っかかるものがあったこと、私の質問の意図が伝わらなかったことなどから、残念ながら相性が良くないと感じました。
今後、学ぶことはありませんが、星野さんの実体験から教わった占星術の基礎知識は、財産として大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。
また、THE Imagineの関係者の皆様、このような自分と向き合う時間を企画して下さり、ありがとうございました。おかげさまで、受講前に感じていた自分に対する不安を消すことができました。御礼を申し上げます。
※注意※本記事内容は、2020年12月募集THE Imagine初級講座受講者の個人的感想です。