THE Imagine ④後編 エレメント・クオリティの偏り、バランスについて
ここまで、12星座を構成する4つのエレメントと3つのクオリティの概要、それそれの長所と短所を学びました。
宿題で、自分や大切な人のエレメントとクオリティのデータをグラフ化したことで、性質や特徴の偏り、バランスが目に見えてわかりましたね。
今回は、偏り型、バランス型の人の特徴とその考え方についてまとめてみました。
エレメント&クオリティ 偏り型・バランス型の特徴
▶偏り型
ある特定の性質が突出して多い、または、全くない性質がある場合
個性的。得意分野、専門分野を見つけることで一気に才能が開花する。
反面、不器用。無いエレメントの能力は欠如している。自分に合ったポジションでしか活躍できないことで、自己嫌悪してしまうことも。
➡個性を生かすヒント
- じっくりと時間をかけて、自分の才能を生かせるモノ、場所を見つけること
- なんでもできる人達と比べないこと
▶バランス型
全ての性質を持つ、他の性質との差があまりない場合など
どこでも才能を発揮できる器用さがある。様々な人達の意見を上手に聞いて、取り入れ、調整する能力に優れている。
反面、自分を無くしがち。他者に振り回されてストレスを抱えることも。
➡個性を生かすヒント
- ストレスを溜めない人との関わりを見つけていくこと
偏り型とバランス型、どちらにも長所・短所があります。お互いが認めあい、助け合うことで、双方の才能が生かされるのです。
エレメント&クオリティの偏り、バランスの考え方
- 足りない、全く無い性質をなんとかしたい!できる事から改善した方がいい?
- バランスがいいと、逆に特徴がなくてわかりにくい
などなど、それぞれ疑問や悩みがでてきますが…
今の段階での結論=何もせず、ただ割合を認識するだけでよい
例えばエレメントの割合が
火=2、土=5、風=0、水=19ポイントだった場合の認識は、
- 火のエレメントが少ない
- 風のエレメントが無い
- 水のエレメントが多い
ということだけです。
少ないエレメントの性質は表に出にくいもの、全く無いエレメントの才能は、努力でカバーできるものではなく、他者から補うものだと受け入れることです。
今はまだ、占星術の基礎の基礎の段階。しっかりとした知識も理解もない状態で、欠点に対処したとしても、問題の表面に対するものだけで本質的な解決にはなりません。
性質が偏っている事もバランスがとれている事も、それ自体に優劣はなく、すべて個性として受け止め、生かしていくことが大切。
これから学んでいくうちに、自分の長所だけを出し、短所をコントロールすることができるようになってくるので、焦る必要はないという事です。
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自分のグラフをみて、偏り型かバランス型か判断がつかない、と悩む人もいるかもしれません。
でもそこは、別にどちらでもいいのです。双方の特徴など知識として知っておくだけでいいと思います。
星野ワタルさんは、講座の中で、『エレメントやクオリティのグラフ化は、なんとなく自分の雰囲気を見てもらうためだった』と言われました。
なので、何ポイント以上なら多い、以下なら少ないというような、ポイント基準はありません。 あくまで自分のデータの中での比較、認識でいいのです。
実際の4回目の講座は、前編、後編をあわせて1回でしたが、このブログではわかりやすさを考えて2回に分けました。
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。