THE Imagine ④前編 クオリティ
クオリティとは?
直訳すると、品質ですね。
一般に良い商品やサービスのことを "クオリティが高い" といいますが、占星術のクオリティーは、優劣を表すものではありません。エレメントと同様に星座の性質、特徴を示す分類のひとつになります。
12星座のクオリティは、3つ=活動宮、固定宮、柔軟宮です。
クオリティは、12星座を春夏秋冬に分け、各シーズンのはじまり、半ば、次への移り変わりに分類したと考えるとわかりやすいです。
各クオリティの長所・短所をまとめてみました。
活動宮
牡羊座、かに座、てんびん座、やぎ座
季節のはじまり。新しさ、動きまわるイメージ。
新しい事をはじめるなど意欲的で行動力に優れている。反面、物事が長続きしない、先走りすぎて結果的に無駄になるといったことも。
長所
- 活動的で忙しさも楽しめる
- アイデア豊富
- チャレンジ精神旺盛
短所
- 落ち着きがない
- 飽きやすく途中で放置する
- 持続することが苦手
固定宮
牡牛座、しし座、さそり座、みずがめ座
季節の半ば、同じような気候が続くイメージ。
物事を根気よく続ける、深める、守る強さがある。反面、好き嫌いがハッキリしていて、興味のないものには見向きもしない。職人気質、マイペース。
長所
- 持続力がある
- 安定感がある
- 追求心が強く専門性が高い
短所
- 変化を嫌い応用力に欠ける
- 他を受け入れないガンコさ
- 好きなモノだけにのめり込み過ぎる
柔軟宮
季節の移り変わり。変化に対応していくイメージ
他者にあわせる力、応用力が高く、場の空気を読んだ動きができる。反面、便利使いされて不満に思う、自分の意志を無くしてしまうことも。
長所
- 臨機応変に対応できる
- 協調性が高い
- 器用さがある
短所
- 八方美人と思われやすい
- 自分の意思を無くしがち
- 器用貧乏でコレと言えるものがない
*******
4回目(前編)は、クオリティについての説明でした。
今回の宿題は、前回とほぼ同様です。
ホロスコープをもとにクオリティの分類を見て、多いもの、少いもの、全くないものを書き出す。
次に、多いクオリティの長所、短所と少い、全くないもののクオリティの長所を書き出します。
エレメントの時と同じく、自分に足りないクオリティの長所は、他者から補いたいものということです。
私のクオリティは、柔軟宮が少し多い程度で、3つともほぼ同じくらい。偏りがひどかったエレメントと違い、バランスがとれていました。
ここまでくると誰もが、エレメントとクオリティの ”偏り” や "バランス" が気になると思います。
4回目(後編)は、この”偏り” や "バランス" について考えていきたいと思います。
実際の4回目の講座は、前編、後編をあわせて1回でしたが、このブログではわかりやすさを考えて2回に分けました。
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。