THE Imagine ⑮ 星とビジネス 前編
今回から、新しいテーマ『星とビジネス』に入ります。
星の知識をビジネスにどのように生かしていくのかについてのお話です。
『起業家・個人事業主編』と『お勤めの方編』の前後編にわけてありますので、ご自身に当てはまる方をご覧いただければと思います。
前編は『起業家・個人事業主編』です。
※実際の講座は、星野ワタルさんと浅井ちはるさんの対談形式で、1回で4本の動画でした。ここでは、テーマごとに前後編に分けて内容の要約をお伝えします。
★一番大切な学びポイント★
今回の学びに共通する、一番大切なことは【自分を知ること】です。
一貫して、自己理解がどれだけ重要であるかというお話をされています。
自分を知って、自分の性質に合わせたやり方をしていくことが、どんなビジネスの形であっても、成功の近道であるということです。
【起業家・個人事業主編】
1.モチベーションの維持するには
自分がどんなことをするのか、自由度が高く、仕事を作り出していく起業家や個人事業主の仕事は、モチベーションの維持管理がとても大切。
モチベーションは【自分が疲れることを減らし、うれしいことを増やす】ことでアップ、維持できます。
常にモチベーションを高く保ちながら、より良く事業をすすめていくために【自分の性質に合わせること】を考えてみましょう。
①性質に合った仕事の組み立て方
例:さそり座のカウンセラーの場合=深く掘り下げる性質が強み
単発・1回完結ではなく、1回の時間が90分、期間も3~6か月など長いスパンにするなど、じっくり向き合えるコース設定にする。
自分が習った先生が、短めのカウンセリングを行っていたとしても、自分の性質を生かすやり方をしてみましょう。
長いと聞いてもらえない、文章を読んでもらえないと感じてしまう場合は、『長い』ことを前提に、長くても引きつける工夫、読んでもらえる工夫をする努力をすること。
その方が性質を抑えることなく、モチベーションが上がり、ラクに仕事ができます。
反対にふたご座など、話すことは好きだが、長いと疲れる性質の場合は、30分くらいの短いコースで頻繁に行うなど、自分の性質に合わせた仕事の組立てを行うことが大切です。
②性質に合ったラクな人間関係の作り方
例:不特定多数の人との関わりが嫌い、疲れる性質の場合
⇒顔の広い人と知り合いになっておくこと
その人と繋がることで、他の人達との関わらなくても必要な情報を得ることができるようにしておくとストレスが減ります。
反対に、不特定多数の人との関わりが好き、楽しい性質の場合
⇒閉じた集団の中にいないこと
「私たちはチームだから」とか「このチーム内の事だけ一生懸命やって」など、チームの一体感が窮屈な人は、閉鎖的な集団に属さないことが精神的にベストです。
2.成果があがらない・・テッパンの事業戦略が間違い?!
自分の先生やその道の成功者の真似をするのは、成功の法則ともいえます。
でも、真似をする人を間違えたり、性質に合わない法則を実行しても、思うような成果につながりません。
①成功者の真似をしてもうまくいかない理由
⇒誰も悪くない、性質のズレから起こること
例:おとめ座の先生=細かい分析による行動ができるのが強み
おとめ座は、無意識レベルで考えた戦略で行動できるため、おとめ座の”普通”は、別の人の視点でみると”普通”ではないのです。
そのため、射手座やふたご座、てんびん座が、先生に「特別なことはしなくてもよい」と言われたのを信じ、ありのままで挑んでも同じような成果は上がりません。
結果、先生はウソを言っている!と感じてしまうのです。
②気が付けばノウハウコレクター?何をやっても中途半端になる理由
⇒自分の持っている性質、才能、武器に価値を感じていないから
例:内向的な性質の人=職人気質で何かを深め極めていく力が強み
起業の第一歩は人脈というセオリーを信じ、内向的な人が、SNSの活用や積極的に人との交流の場に出向くことを優先した場合
苦手な社交に時間をとられ、自分の才能を極めていく時間が削られてしまう。
反対に、社交的な人が、何か強みを身に着けたいとコツコツと技術の習得に励んでも思うように伸びず、大切な人との交流の時間が削られてしまう。
例:自分に足りないところに焦点をあて補おうとする
売り上げアップのコンテンツを購入する、文章力が必要と感じたらライティング講座、動画が良いと思えば動画編集のスキルなど、次々に手を出し、本業にかける時間が削られてしまう。
いずれも、そこそこできるようになるかもしれませんが、どれも成果としては中途半端になってしまうでしょう。
職人気質の人は、技術を極めることに全力を注いだ方が良いものができたはず。
また、社交的な人は、いろいろな才能を持った人と出会い、チームを組んだ方が良い成果を得られたかもしれません。
自分を知る、自己理解ができると、成功の法則や戦略を聞いた時、「この方法、自分には無理、向いてない」とわかり、無駄な時間やお金、エネルギーを使わずに済みます。
大切なことは、何をやめるか・やらないかを決めること
時間とエネルギーは有限です。
多くの場合、何をやるかではなく、やらないことを決められない人が多く、そのために自分にとって一番の才能にかける時間が削られてしまっているのです。
自分を知って負のループに陥らないようにしよう!
自分の性質に価値を見出せないと、自分と反対のものになろうとする=欠点をカバーすることに力を注いでしまう。そのデメリットが負のループです。
例えば、うお座、おひつじ座の人達からの質問で多いのが
「どうやったら全員にわかりやすく伝えられるアウトプットができますか?」というもの。
答えは「まずは自分の性質を使いこなしたうえで、余力があればやりましょう」です。
うお座やおひつじ座は、水星が担当する言語コミュニケーションが不得意な性質。
この質問が出るのは、自分の水星では、絶対に人に理解されないということが前提です。これは、自分の性質に価値を見出せていないということですね。
自分の性質を使いこなせるようになると、だんだんとカバーできるようになっていきます。性質を使いこなす前のカバーは、サルマネでしかないので、うまくいきません。
自分の性質に価値を感じないと、反対のものになろうとする。そして、やったけどできなかったという感覚を得て、結果、モチベーションが下がる。
負のループに陥るのです。
何をやってもうまくいかない!!
⇒なぜ?理由がわからない!辛い
⇒自分ってダメだ
⇒モチベーションの低下
⇒これなら、うまくいくはず・・・
これは、自分ってダメだという自己否定の感情をお金を払って、エネルギーを使って、買いに行っているようなものです。
『うまくいかない理由』は
・自分を知らないから
・自分の性質に価値を感じていないから
・やらないことを決められず、才能に注力できていないから
です。
こんなループ、絶対に避けたいですね。
まとめ★自分を知らないと選べない!
事業戦略、学ぶべきこと、必要なスキル・・自分を知らないと何も選べません。
特に日本人は、どうして無いものをカバーする方に意識が向きがちですが、星を活用してカバーではなく伸ばす方向を考えてみてください。
自分の性質のどこがいいのか全くわからなかったとしても、とりあえず、性質の良いところをみつけよう、伸ばそうとしてみた方が、最終的には自己評価や成果につながります。
オール5を目指そうとするとオール2になります。
この教科は1でいいと捨てられたら、5の教科が出てくる、その5の才能をフルに使えばいいのです。
実際に市場でも、ひとつでも5の能力を持っている人の方が『引く手あまた』です。
お金の稼ぎ方、貯め方、チームの組み方、スキルの学び方など自分の性質を知ることで起業家・個人事業主の方たちは決断力の精度が上がり、最小限のチカラで成果が出ます。
自分の能力を否定せずに伸ばす、難しいことですが、やればやるほどダイレクトに成果につながるのが、起業家や個人事業主です。
そのためにも、THE Imagineを含め、占星術を探求して、自己理解の精度を上げていきましょう。
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参考になりましたか?
今回の講座で、星野ワタルさんご自身の例も紹介されましたので、ここでお伝えしたいと思います。
星野さんのホロスコープは、風と土エレメントが欠損だそうで・・。
実際の事業では、情報集めや人との交流、お金関係はノータッチ。全部ほかの人にお任せし、売上目標や報酬がいくら欲しいなどは一切言わないとのこと。
そのかわりに、自分で納得できるものを作る、参加者が感情的に満足できることにコミットして、そこに向けて5を取りにいくスタンスでお仕事をされているとのことでした。
今回の講座で、一番印象に残ったのは、負のループ!
私も経験しました。自分がその時やろうとしていた事に向いていないと判断したのは、やりつくしたあと。本当に、だんだん追い詰められていくんですよね~。
自分を知ること、内側に聴く事の大切さを感じる今日この頃です。
後編は、お勤めの方編です。
※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。