THE Imagine2020 備忘録

星野ワタルさんのTHE Imagine受講生のつぶやき

THE Imagine⑭ 内側の勢力図を描こう 後編

前編では『自分育ての2つのステップ』について学びました。

 

1.内側の人格、それぞれの能力を伸ばすこと

2.内側の人格同士の不調和を生まないために、シチュエーションごとに、役割分担が必要であること

 

内側の人格を役割分担するために、まずしなければならないのが『今の内側の状態・パワーバランスの自覚』です。

 

よりわかりやすく自覚するために、”勢力図”という形で、文字ではなくイラストで描いていこうというのが今回の宿題・ワークになります。

 

内側の勢力図に描くのは、今まで学んだ個人天体5つ。

さらに余裕のある方は、社会天体(木星土星)も含めた7つの状態を描いてみて下さい。

 

木星土星については、あまり解説していないので、今回少し補足します。

 

7つの天体で、勢力図を描いてみようと思う方は、次の木星土星の補足を参考にして下さい。

 

社会天体がピンとこない方、余裕のない方は、個人天体だけでいいので、次の項目は読み飛ばして、勢力図を描くワークの解説に進みましょう。

 

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社会天体の補足

社会天体は、経済活動をする上で、活用できたらいい性質。

個人天体が、自分のことを自分で決める、自分で自分を幸せにするといったような、自分の人生に責任をもって生きるために必要な天体であるのに対し

社会天体は、他者の人生にも責任を持つことで、初めて使えるようになる天体と言えます。

組織に例えると、部長が部下の仕事や生活面も意識して見てあげないといけない、と、いったような感じでしょうか。  

 木星:補足

木星星座は、自覚しにくいため、意識しないと使えない天体です。

その為、やりたくもないのに、仕方なく、なんとなくやっていることが木星星座を生かす事だったりします。

 

例えば、木星星座・しし座の人

やりたくもない役職が回ってくる、ほかに誰もいないため自らがリーダーになっている場合、その状態だけを見ると、しし座のキーワード=リーダーシップ・自己表現にマッチしています。

 

それを、なんとなくやるのではなく、自らがやりたいことだと自覚して、自らが才能を認めて主体的にやっていくことが、木星星座の性質を使うということ。

 

意識してやると木星星座が使えて、仕事でのチャンスやお金、成功が手に入りやすくなっていきます。

 

自分の木星星座を使うために、何をすればいいのか?

それを知るためにおススメの方法は

 

①自分と同じ木星星座の人が、どんなことをするのか意識する。客観的に見て教えてもらう

②自分の木星星座と同じ太陽星座の人の生き方を見て、意識する。

 

木星星座はわかりにくいので、②の方法が現実的でしょう。

 

土星:補足 

土星星座の性質は、自分にとって嫌悪感、苦手意識のあること。

 

嫌だと思ってることが、向いていないわけではないので、嫌々ながらもやっていくと、唯一無二の才能になります。人生の終盤で、肩書や職業になるものです。

 

例えば、土星星座・ふたご座の人

若いころは、話す事や書く事がすごく嫌で、職人として手仕事をしていたが、文章を書いていくうちに認められ作家に転職した、といったような事です。

 

人生の終盤に花が開くという点からか、土星星座は取り組みたいという人が多い天体ですが、社会天体は、いずれも個人天体あってのもの。

 

まずは、個人天体に取り組んで、そろそろいいかな・・と思った時に社会天体に取り組む。気長に考えてもらいたい天体です。

 

木星土星の補足は、ここまでです。

 

個人天体だけ5人、または社会天体を含めた7人の内側のパワーバランスを見るための宿題・ワークの解説に進んでいきましょう。

 

内側の勢力図を描くワーク

以下の資料を参考に、ビジネス編・プライベート編とシチュエーションごとに分けて、自分の内側の勢力図を描いていきましょう。

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プライベートというのは、家などで気抜いている状態です。ほかにも、恋愛編など興味のあるテーマがあれば、追加して描いてみてください。

 

まずは、左側に今の状態を。

 

プライベートやビジネスの場面で、自分の内側の人格同士がどのように関わっているか、どのように出てきているかを考えながら、見える化していきます。

 

例えば、プライベート編で

月が8~9割くらいの空間を占めていて、その他の天体は、ギューギューに押されて、小さくなっている・・・とか

 

ビジネス編では、しっかり者の水星やぎ座が、ちょっと、おっちょこちょいの太陽うお座を監視している、金星は寝ている、火星が押さえつけられている・・・など

 

大きい、小さい、強い、弱いといった視覚的な情報を入れ込んで、わかりやすいイラスト、図式で描いてみてください。

 

この勢力図に、良い悪いは一切ありません。

 

いったん、今の状態を書き出してみましょう。書き出すだけで、今、自分の中で起きている問題がわかってきたりします。

 

今の状態を描いた後で、右側に、自分が最適だと思う勢力図・パワーバランスを描いてみてください。

 

先ほどの例でいうと

いくらプライベートでも月が8~9割は多すぎる。水星や金星ももう少し表に出していきたい。そして、金星が月にこんなふうに働きかけるといい・・・など

 

” 最適なバランス ”とは、『こうだったら自分が快適、ラクだ』と思えるものです。

 

どんな時でも、問題解決や物事の最適化をするためには、『自覚』から始まります。

 

自分の今の状態がどんなものか、もっと快適になるにはどうしたらいいのか、自覚することによって、生活は少しずつ最適化にむけて動き始めるのです。

 

 

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自分育てって難しいですね。

内側のそれぞれの天体星座を満足させるだけでも大変なのに、全員が納得できる形で、役割分担を行い、チームワークを発揮させないといけない・・・。

 

ちなみに、私の現在の勢力図も『月が8割』の状態。

あと、1割程度の金星が月にぶら下がっていて、残りの1割は、水星と火星が隅っこで座座っていて、太陽は・・寝ています。仕事がないため、木星土星は、影も形もありません。

 

私が『そだつ』のは、途方もなく遠い道のりのような気がしますが、千里の道も一歩から。

 

今、自分にできることを、ひとつひとつやっていこうと思います。

 

 

 ※注意※本記事内容は2020年12月募集のものです。